先月、公務員(消防士)を退職しました。退職するにあたって知っておかないと思わぬ出費になるものや自ら手続きが必要なものがあったので、まとめました。これから公務員を退職する方はこれを読んで出費や手続きに備えてもらえると嬉しいです。
公務員の給料は前払い
早速ですが、調べもせず勘違いしていたことがありました。

退職した次の月は給料全部でますよね。だって前の月働いた実績でしょ?

出ませんよ!
公務員の給料は、前払いです。採用されたときの事を思い出してください。採用月の基本給は満額支給されていたはずです。後述する通勤手当も、最初の月の給料と一緒に支給されていたはずです。私の場合、採用された4月は消防学校で全寮制のうえ訓練で汗水たらしていた日々で、ロープの結び方などを覚えている最中だったので給料の仕組みなど調べようともしませんでした。
退職から次の就職まで時間が空く方など、ほぼ無給の期間が発生することもあるので注意したほうが良いと思います。
退職翌月の給料は手当のみ、さらに通勤手当は返納

じゃあ手当は?前の月残業したのはチャラ?(泣)

手当はきちんと支給されますよ!けど返納する手当もあったりするので注意してね!
先ほど基本給は前払いだと書きましたが、手当は前月分の実績を後払いになります。私の場合は超過勤務手当(=残業代)のみ翌月に支給されました。ただ基本給がないので額面的には少なくなる方が多いと思います。忙しい部署で働いていたら、その分はきちんと支払われるということです。当たり前ですが。
さらに、私の職場(東京消防庁)では通勤手当が半年分まとめて支給される仕組みでしたが、6月末退職だったので7月から9月分の通勤手当は返納となりました。遠方から通勤している方などは、まとまった金額になると思いますので注意してください。
保険を任意継続する場合の保険料

健康保険が継続できるって担当者から聞いたんだけど。

継続できますよ。
公務員を退職する際、健康保険を任意継続する仕組みがありました。最長で退職から2年間継続できます。国保より支払額が少なくなる方はお得です。参考にいくつか公務員の共済組合サイトを紹介します。
https://www.kyosai.metro.tokyo.jp/outline/shikaku/shikaku.html
https://www.chikyosai.or.jp/division/short/03.html
この任意継続ですが、「年払い」「半年払い」「月極め払い」から選択できました。私は半年払いにしたのですが、これまで事業所側が支払っていた部分も自分で支払うため、意外と高くつきました。最初の期間分の掛け金は、退職までに支払う必要がありました。
退職する方は、まとまったお金の準備が必要になります。
国民健康保険に切り替える場合の支払額がシミュレーションできるサイトもありますので紹介します。
https://www.mmea.biz/simulation/kokuho_calculation/
任意継続とどちらがお得か比較して決めるとよいですね。
児童手当は給料と別になる

今まで児童手当は給料と一緒だったなあ。

別で自治体から支給になるので、手続きを忘れずに!
公務員は、児童手当は給料と一緒に支給されます。ですが退職すると指定した口座への振り込みになりますが、自動では切り替わらないのでお住まいの窓口に申請する必要があります。
最近は、マイナンバーカードがあれば電子申請できる自治体も増えています。役所に行かなくても手続きが完了しますので、お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。
マイナポータル
実は、公務員時代に一度公益財団法人へ出向したことがあったのですが、その際は一時的に公務員の身分ではなくなったため、事前に人事担当者から申請するように教えられました。そのため今回も想像がついたことでした。
まとめ
上記のように、退職後支給されると思ってあてにしていたら実はされないお金、返さないといけないお金、先に支払う必要があるお金、手続きしないともらえないお金があります。恥ずかしながら公務員やってると、こういう事に疎いままでした。自分の野望のために勢いで退職したはいいけど翌月から食うや食わずに…とならないように、この記事を参考に自分で調べてまとまったお金を準備しておけば安心ですよ。この記事がお役に立てれば嬉しいです。
