2021年にICL(眼内コンタクトレンズ)で視力回復手術を受けました。術前の流れやレーシックとの比較は【その1】をご覧ください。
この記事では、手術当日の流れや、翌日以降の経過、術後2年経過した現在の状況を書きたいと思います。また身近にレーシックをした友人がいますので、術後の実際の経過も比較してみたいと思います。
あくまで個人の感想の記事となります。ICLを受けたいと考えている際は、医師によく相談してください。
この記事を読んでもらいたい人
この記事をぜひ読んでもらいたい人は、
- メガネ・コンタクトを使っていて不便を感じている消防士
- 視力回復手術をしたいけどICLとレーシックどっちがいいか迷っている消防士
- レスキュー隊、ダイバー(水難救助隊)を目指しているが視力が足りなくて悩んでいる消防士
- これから消防士になりたいけど近視で、視力回復手術を考えている人
ICL手術当日

いよいよ手術当日だ!緊張するなぁ。

大丈夫。当日の流れはこんなのですよ。
当日の流れ
当日朝~病院に着くまで
手術当日は、メガネで過ごし自宅で指定された時間に目薬を差して、自分で準備した保護メガネを忘れずに持参して電車で病院に向かいました。
術前説明でも言われたのですが、当日自宅で差す目薬に散瞳薬(瞳孔を広げる薬)があり、それを差すと近くにピントが合わなくなり、視界が眩しくなります。駅の券売機やスマホにピントが合わなくなるので注意してください。腕を目一杯伸ばしてスマホを見て、何とか字が読めるぐらいです。
病院到着後~待合
11時45分頃病院に着きました。手続きをしてから待合で待つのですが、散瞳薬で手元にピントが合わないため、スマホや本が見れません。仕方なくぼーっと遠くを眺めて待っていました。また15分おきに看護師さんが目薬を差しに来ました。特に痛みやだるさといったものはないのですが、何もやることがないというのは中々苦痛でした。
事前検査~麻酔
来院して約1時間経過してから、手術の事前検査を行いました。そのあとまた追加で目薬を差しました。医師から視力がばっちりでるのは翌日から、という説明がありました。また麻酔と併用して笑気を使うのか聞かれましたが、私は要らないと答えました。笑気とは痛みを感じにくくする薬の一種です。
いよいよ手術室へ
13時15分に手術室の前室に呼ばれて、中で麻酔の目薬をさされました。そのあとメガネを外し、看護師さんに手を引かれて歩いて手術室へ入りました。その時点であまり周囲にピントが合わない状態でしたが、誘導を受けて自分で手術台に乗りました。手術台は斜めになっていたのですが、電動で後ろに倒れて横になり、顔に目の部分に穴の開いた覆い布を被せられました。
あとは顔を少し横に向けて、消毒液を結構な量目にかけられました。かけられながら医師が目を上下左右に動かすように指示してきますので、それに従います。
そのあとは、天井方向から青い光がぼやっと見えるので、それを見るように指示されました。器具で目を開いた状態で固定して、いよいよ手術スタートです。
手術中
青い光を見ているのですが、ピントは合わないのでぼやっと眺めている感じです。医師が角膜にメスで傷を入れるときは、何かが入った感覚はありましたが特に痛みはありませんでした。
次に、メスで開けた穴に注射針のようなものを入れて筒状になったレンズを目の中に挿入されます。これも何か入ってきた感じはありましたが痛みはありませんでした。筒状だったレンズが開いて目の前に広がったあと、レンズの位置を微調整しているようでした。目の中を細い棒のようなものでそっと何回かつつかれているような感じでした。レンズが広がった瞬間から、天井の青い光にピントが合い、「あ、レンズが入った!」という感じが分かりました。レンズ位置を調整した後は、再び消毒液を目に流されて終了です。
私は右眼から手術を受けましたが、右眼が約12~3分、左眼も同じくらいの時間で終わりました。左眼の時も「あ、レンズ入った!」は分かりました。左眼の消毒が終了して、覆い布を外されて手術終了です。約30分でした。
手術終了~受診終了
再び看護師さんに手を引かれて手術台から降りました。その時点で明らかに手術前よりは周囲が見えました。体感的には0.7程度の視力かな、という感じでした。
その後は経過観察室で、保護メガネをかけてリクライニングチェアに座って出された痛み止めの薬を飲み、安静にしていました。その間もスマホは見れないのでぼーっと天井を眺めている状態でした。多少目がゴロゴロした感覚はありましたが、痛みは感じませんでした。
1時間経過後、明日の翌日検診の時間を決めて、保護メガネをかけて帰宅となりました。
帰宅
帰りの電車でも視力は0.7くらいなのは変わらず、手元のスマホ操作は特に問題ないかな、という感じでした。帰宅後も特に痛みはありませんでしたが、目が腫れぼったい感覚とゴロゴロする感じは続いていました。首から下のシャワーは可能でした。術後に差す目薬は3種類ありました。そのうちひとつは3時間おきに差さなければいけないもので、なかなか忙しいです。夜は保護メガネをつけたまま就寝。一日の疲れですんなり寝ることができました。
手術翌日
翌日は術後検査があるため、休暇をもらっていました。朝、目覚めてから術後検診を受けるまでを描きたいと思います。

朝起きて、目覚まし時計が見えるのが感動だったよ!ってレーシックを受けた先輩が言ってたけど、どうなのかな…
朝
朝目が覚めて、寝室の壁掛け時計がはっきりと見えたときは、思わず「おおおお!!」と声が出てしました!レーシックを受けた人からよく「世界が変わる」と聞いていましたが、本当でした。
術後3日は洗顔がダメなので、濡れタオルで顔を拭いて終わりにしました。手元のスマホを見る時は、度が強すぎるメガネをかけている感覚で、少しピントが合いずらいかな?という感じがしました。
術後検診
保護メガネをかけ、マスクを付けて電車で病院へ向かいました。周囲の景色も今までよりクリアに見えます。気持ちいい。視界は全体的に明るくなりました。
気になる点がひとつ。光の輪が見えることです。周囲の光源の周りに光の輪が付いているように見えます。街灯や信号などに全て輪がついているので、少しうっとおしく感じました。
特にドライアイの症状は何も出ませんでした。レーシックを受けた友人はドライアイが酷いと話していたので、そこは大きな違いかもしれません。
翌日の検診は1時間程度でした。眼圧測定と視力検査、その後医師の診察となりました。視力検査は、両眼とも2.0になりました!気持ちいい。
医師からは経過は良好とコメントを受けました。光の輪が見えることを医師に話したところ、眼内レンズの中央に穴が空いているので、そこに光が入るとどうしても見えてしまうもので仕方がないところもある、と説明がありました。1カ月ほどすると収まる事もあるので様子を見てほしいとのことでした。目薬は、この日も3種類を差します。
手術2日後
朝、やはり寝室の時計がクリアに見えるのは感動です。外に出ると、やはり光の輪は気になりました。日中でも、お店の中に入ったりすると照明に光の輪がかかって見えます。手術前より少し眩しいとも感じました。また手元のスマホを見ると、レンズの縁が視界に入るような感じがありました。
目薬は、この日も3種類です。外に出るときは忘れずに持ち歩いていくようにしました。
手術1週間後検診
1週間検診でも視力は両眼2.0。角膜の傷も問題なく治ってきていると医師から言われました。目薬も1種類になり、その1種類もなくなったら終わりで良いとのことでした。車の運転も問題ないとの事。花粉症があるので目が痒くなったらどうすれば?と尋ねると、普通のヒアルロン酸目薬を出してくれました。これで晴れて保護メガネも不要となり、本当の裸眼で帰宅しました。帰宅後、不要となった手持ちのメガネとコンタクトレンズをすべて捨てました。
その他術後のエピソード
運転
車の運転ですが、半月程経ってから車を運転しました。やはり視界がクリアなので運転しやすかったです。光の輪については、夜間、高速道路で対向車のヘッドライトから次々と光の輪が放たれてこっちに飛んでくるような感覚があり、最初は気になりましたがそんなものだと思って運転するとあまり気にならなくなりました。
光の輪
ここまででも何度か書きましたが、光の輪は手術前にはなかったものです。2年経ったいまでも、光の輪は見えますがだんだんと気にならなくなりました。あとは手持ちの偏向サングラスをかけると、かなり軽減されることもわかりました。なので昼間は積極的にサングラスを使用しています。
現在
手術から2年経ちました。視力は両眼とも1.5以上のままです。というのも職場での視力検査が1.5までしかなかったため、それ以上は測定できないからです。前述した光の輪は、あまり目立たなくなりましたが見えることは見えます。でも「そんなものだ」と思って生活していれば特に気にならないですね。特にドライアイになる事もなく、普段は目薬などは持ち歩いていません。
レーシックとの比較(術後2年経過時)
10年ほど前にレーシックを受けた家族から、2年経過した時の状況を聞きました。2年経過した時はすでに裸眼で0.7ぐらいまで落ちていて、夜クルマを運転するためにメガネを作ったという事でした。またドライアイが結構酷く苦しんでいたとも聞きました。ICLを受けた私はドライアイとは特に無縁で、ふだんは目薬は持ち歩いていません。
まとめ
2記事に渡ってICL手術を受けた体験記を書きました。改めて、おすすめする理由として
- 毎朝コンタクトレンズ装着する手間がいらない
- コンタクトレンズを購入するランニングコストがいらなくなる
- 夜間の出動などで目が開けられない、目が乾くなどのトラブルとさよならできる
- もちろんメガネ不要になるので、メガネが曇る、現場で紛失するなどのトラブルもなくなる
など消防士が受ける時もメリットしかありません。ぜひ検討してみてください。
