この記事では、これまで読んできた本の中で、ぜひこのブログを読んでいるあなたにも読んでもらいたい本について紹介していきたいと思います。
今回は、中谷彰宏の「すぐやる人は、うまくいく」です。
本の簡単な紹介

中谷彰宏は、講演家、作家などをされており、著書が930冊(!)もある方です。この「すぐやる人は、うまくいく」の他にも、中谷さんの本を何冊か読みましたが、最初に「この本はこんな人のために書きました。」と、ターゲットが明確に示されています。文章も短めで、テンポよく読めます。今思えば、まるでブログのような本でした。
すごく簡単に内容を要約すると、「チャンスが巡ってきたり、新しいことに誘われたりしたら、すぐやりましょう。すぐやることで何事も上手くいく。」というものです。
なぜこの本を読んだのか

私がこの本を読んだのは、仕事が忙し過ぎて余裕がない時期でした。その時、Kindle本でセールをやっていたこの本を帰りの電車で見つけ、購入しました。
仕事のスピードを何とか上げたかった
購入当時の私は、消防からとある財団法人へ出向していました。そこは業務が多忙すぎて、残業が月100時間を超えている状態。帰宅はほぼ家族が寝静まった後。しかもそこから持ち帰りの残業を日付が変わるまでやることもしばしば。出張が入れば家族が起きる前に自宅を出発。共働きだったのですが妻がワンオペで子供3人の育児をしている状態で、相当な負担をかけていました。
Outlookでスケジュールを調整し、どうしても作業をしたい時間は自分で「作業時間」と予定を入れてブロックするなど、何とか予定通り仕事をこなしたいと試行錯誤していました。しかしそれも虚しく自席にいれば「ちょっといいですか?」と声をかけられ、容赦なく業務用ケータイに着信が入り、金曜日の午後に月曜日締め切りの依頼がメールで飛んできたり…優先順位を決めたつもりがすぐにぐちゃぐちゃになり、気づけば日が暮れて残業突入という悪循環でした。
そんなときに手に取ったのがこの本でした。
印象に残った一節
予定どおり出るか、1冊前に出るか、1冊遅れて出るか
予定どおり出るか、1冊前に出るか、1冊遅れて出るかです。これの積み重ねで、本をたくさん出せる人と出せない人との差になるのです。これは、出版界だけのことではありません。あらゆるビジネスが、この仕組みで成り立っています。仕事は、チームでしています。すぐやらないと、誘ってもらえなくなるのです。
「すぐやる人は、うまくいく。」中谷彰宏
当時、私は依頼された事に対しては出来るだけ100点に近づけた回答をするものだ、と思い込んでいました。なので回答はいつも締め切りギリギリ。修正したいことに気付いても、時すでに遅しでした。この本を読んでから、とにかく30-40点でも成果物を依頼者や上司に投げ返してみる事にしました。すると修正や改善がうまく回るようになりました。いくら自分で100点だと思っていても、上司やクライアントから見ればまだまだ改善点が見えたりするものです。それらを取り込んでより良くする時間を確保することができました。
あらゆるチャンスは、すでに予定が入っている時に起こる
サッカーでゴールを狙っていたラインに相手のディフェンスが入ったら、瞬時に切りかえて別の作戦に入るのです。実際の現場における仕事も同じです。予定どおりに、事が進むわけがありません。あらゆるチャンスは、すでに予定が入っている時に起こります。
「すぐやる人は、うまくいく。」中谷彰宏
予定通りに進まない事に常にイライラしていました。この一節を読んで、そもそも予定は予定、予定通りに行かない方が多いもの、と考えるようになりました。ある意味、予定が崩れた時こそ能力を試されているとも言いかえる事がでいます。
すぐやると、失敗をしてもすぐリカバーができる
仕事もすぐやると、失敗をしてもすぐリカバーができてチャンスも得られて誘ってもらえます。成功しようとばかり考えている人は、なかなか始めないのでいつまでもチャンスを得られません。そうなると、ますます誘ってもらえなくて成功もできなくなるのです。
「すぐやる人は、うまくいく。」中谷彰宏
チャンスとなるものが降ってきたとき、成功するかどうか見極めると時間がかかります。とりあえずやってみるほうが、かえって失敗のダメージも小さいのではないかと思います。
私のこの本に対する思い
逆転の発想
この本を読むまでは
- 予定をきちんと立て、それをきちんと守ること
- 時間の見積もりを正確にすること
が大切だと思っていました。しかし、予定を立てることも大事だが、柔軟性を持つことができることも大事だということが分かりました。よく、「チャンスの神様は前髪しかない」と言いますが、前髪が見えたのに四の五の考えていると、チャンスは過ぎ去ります。誘われた時、すぐに「いいね!」といって乗る事ができる人は、チャンスに乗ることができそうです。
まとめ
この本を読んで、「すぐ動ける人にチャンスがくる。失敗を恐れずとにかくやってみることが大事!」と思えるようになりました。失敗しない方法を探している間に、チャンスはほかの人のところへ行ってしまいます。この本も、公務員を辞めてブログを始めるきっかけを与えてくれた一冊です。すぐやりたいけど踏ん切りが付かない、どうすればよいのか、と考えている人の背中を押してくれる本です。

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